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「邂逅の森(かいこうのもり)」 (本)

日本では毎日何十冊の本が出版されていますが、新しい作家にであった時は、小躍りするほど嬉しくなります。「熊谷達也(くまがい たつや)」もそんな一人で、この「邂逅の森」という小説に出会ったときも嬉しかったものです。"こんな作家も居たのか?"と何気なく手にとって読んでみたら、引きずりこまれるように小説にのめりこまれていきました。「マタギ」の話…
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「檜原村紀聞」 (瓜生卓造著)

“次の山歩きは浅間嶺だな”と思いながらこのルート案内を見たら「歴史のみち」との名前が付けれていた。どんな歴史か案内では良くわからないので調べてみてこの「檜原村紀聞」に行き当たった。早速本を手にいれて読んでみたら読みごたえがあり面白かった。檜原村(=ひのはらむら)は島部を除いて東京都唯一の村。この本はこの村に関して、自分で歩いて、聞いて、…
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本:「日本の名山ー浅間山」

「クサカル」さんご推薦の掲題の本を読んでいます。もともとこの本は串田孫一編集の「日本の名山」(全20巻)の第5巻ですが、最初は「浅間山の登山の詳細が書かれている」のかと思って読み始めたのですが少し勝手が違いました。内容は「浅間山」に関係する古今の詩歌・随筆・論文等がよせ集められており、執筆者も佐藤春夫・正宗白鳥・堀辰雄といった文豪から登…
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蓼科山(たてしなやま)に登る!(その1/2)

朝4時に起き出し、外を見たらオリオンが南の空に燦然と輝き、月は煌々と照っていました。”シメタ、今日は晴天だ”と思い、急いで山行きの荷物をリックに詰め込み、北軽井沢を出たのが朝の4時半でした。車の温度計は3度C。”嘘だろう”と思ったら路傍の温度計も同じ表示だった。冬の到来も間近に迫っています。雪が降る前に登りたかった山の一つが今日の蓼科山…
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写真集「草軽電鉄の詩」

クサカルさんのお勧めで「軽井沢秘境探検」の本を買ったら隣に「草軽電鉄の詩」があった。何気なくパラパラ眺めていたら懐かしい写真が並んでいたので、思わず衝動買いをしてしまった。あのカブトムシと呼ばれたデキ12号が懐かしかったのではなく、駅や機関車と住民の交流の写真が微笑えましく、思わず買ってしまったのかと思っていた。「二度上」さんは”草…
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蓼科山(たてしなやま)

蓼科山(=2,530m)は八ヶ岳連峰の北の外れにありますが、峻厳な八ヶ岳の山々とは違って、山頂は丸みをおび、遠目にもゆったりした山に見えます。もともとは火山であり、山頂は溶岩で覆われているため樹木が育たないので、どこから見ても丸みを帯びてみえ、諏訪では「諏訪富士」とも呼ばれているようです。北軽井沢からは二度上げ峠から眺められ、その一つだ…
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"清冽ー詩人茨木のり子の肖像"(後藤正治著)

若い頃から詩を読むことは好きでしたが、何故か”現代詩”は、本人のみしか判らぬ言葉で書いているので好きではありませんでした。詩人「茨木のり子」の詩も、有名な”私が一番きれいだったとき”くらいしか知らなく、彼女の作品には随分と長い間素通りしてきたままでしたが、今回この本を読んで、改めて彼女の詩を読んででみようという気になっています。作者も言…
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市塵(しじん)

国会の無意味な揚げ足取りの論争や自己本位の政治家を見ていると、まったく今の政治家たちにがっかりします。こんな風潮は何も今に始まったことではないですが、”こんな人たちに無駄な税金を払うのはやめよう”、と言いたくなります。”排除すべき無駄な政治家のランキング投票”というコラムでも作ったら面白いと思うのですが、これって名誉毀損でしょうね。とい…
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”100歳までボケない101のレシピ”

寒いですね。ほんとに寒い。北軽井沢で冬越しされている皆さん、くれぐれも寒さ対策などをなされて、健康に留意してください。”少し早いけど”、といって娘が誕生日祝いを送ってくれました。この歳で誕生日など祝いたい気持ちにもなれませんが、そこは単純に”ありがとう”ともらっておきました。その品とは別に、オプションとしてこの写真の「100歳までボケな…
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手 帳

手帳と共に過ごす習慣は長く続いていますが、北軽井沢での生活が加わってからは、一年前の手帳と二冊を持ち運ぶようになりました。時々古い方を取り出しては、去年の今頃は何をしていたか、種をまいたの何時か、冬タイヤの交換は、確定申告の時期は・・等等を眺め、”そろそろ準備しなければ”など思い起こしています。特に、北軽井沢の気温に関してはずっと付けて…
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♪ことばあそびうた♪

昔,意味も知らず歌っていた数え歌があります。伝承歌とでも言うのでしょうか。栃木に伝わっているこんな歌です。   一口きけば、   憎らしい、   散々なこと、   しやがって、   ごうつくばりの、   ろくでなし、   七めんどだ、   八とばせ、   くせになるから、   十つつあいろ   (十つつあいろ=とっ捕…
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酔芙蓉(すいふよう)

夏も終わりごろになると酔芙蓉の花が美しく咲きはじめます。この花は不思議な花です。 「スイフヨウがお好きですか」 「スイフヨウ?」 思わず聞き返した。 「あの花です」 「・・・・・ああ」 答えはしたが、いかにも答える頃合がずれた。 「酔う芙蓉と書きます」 花の名もご承知なかったのですかと清原にいわれたように感じた。 「妙な花で…
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”風の盆恋歌” (高橋 治著)

9月1日から三日間、越中(富山)八尾では”おわら風の盆”が行われるそうです。義兄夫婦がこの祭りが好きで、何度か見に行っては”素晴らしい”と言っていたので、一度は訪れたいと思っていますが、何せ人口2万人の八尾に30万人近くの人が押し寄せると聞くと、身震いがしてとても行く気にもなれません。”おわら風の盆”の様子を知るには、高橋 治の”風の盆…
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「制服捜査」-佐々木譲著

”また人殺しの本読んでるの”と家内から揶揄されるくらい推理小説は好きである。小さい頃から少年版の「怪盗ルパン」や「シャイロックホームズ」の世界に嵌まって以来、片っ端から読んだ記憶がある。江戸川乱歩、横溝正史のおどろおどろしい世界から松本清張、高木 彬光、島田一男など、高学年になると海外の小説に向かい、今では推理小説の世界からスパイ小説も…
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ガーデナーという種族は

”春になると、いやおうなしに、園芸家は庭におびき出される。スープのスプーンを置くが早いか、素晴らしい青空に尻を突き出して小さい花壇で早くもめいめい何か始めている。暖まった土のかたまりを指でもみつぶしているかと思うと、もう別のところに行って、風や雪にさらされてぼろぼろになった、貴重な去年の堆肥を根元に漉き込んでいる”。 この文章はチェコ…
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”阿弥陀堂だより” (その二)

作家・南木佳士(本名:霜田 哲夫氏)の故郷は、お隣の嬬恋村・三原地区です。三原は吾妻川を渡った北側の傾斜地で、JR・吾妻線の「万座・鹿沢口」から国道144号線を横切って、吾妻川にかかる「三原大橋」を渡ったところの傾斜の多い地区です。彼も小説の中で”群馬の山村の斜面にへばりついて貧しげな農家の点在する集落”との表現をしています。(小説「家…
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”阿弥陀堂だより” (その一)

作家・南木佳士(なぎ けいし)の本で一般に知られているのは映画化された「阿弥陀堂だより」でしょうか。あるいは芥川賞を取った「ダイヤモンドダスト」でしょうか。この作家は、医者と作家を兼任してきたので、小説の題材は医者に関すること、とりわけパニック障害や欝病、または貧しい生まれ故郷の子供の頃の生活と思春期の学生時代の話などが多いのです。他の…
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新燃岳の噴火

1月19日、突然「新燃岳」が噴火してもうすぐ一ヶ月近くになろうとしてます。昨日も空震を伴った11回目の噴火があったとか。地元の人々は、火山灰に苦しみ、空震におびえ、いつでも土石流から逃れんと準備している様子を知るにつけ大変でなことだと同情しています。浅間山を抱えた私たちも他人事ではありませんが、幸い浅間山は2009年2月の空気爆発の噴火…
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余談: 「奥の細道」

他の国の言葉は良く知りませんが、文学の芸術性を考える時、日本語は素晴らしい言語だと思っています。その文学の中で、短歌(和歌)や俳句の世界は日本人独特のリズム感をもった表現方法で他の国に似たような表現方法はないような気がします。短歌の三十一文字、俳句の五―七―五の中に季語を入れるなどという発想はどこから来たものでしょうか? 万葉集や古今和…
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”草すべり”

久しぶりに南木佳士(ナギ ケイシ)の本を読みました。「草すべり」という短編小説です。南木は北軽井沢の隣、嬬恋村の三原の出身で、佐久市の「佐久総合病院」の医師です(でしたかな?)。著名な本では、映画化された「阿弥陀堂だより」や芥川賞を取った「ダイヤモンドダスト」ですが、その他多くの短編小説やエッセイを書いています。彼の小説は幼い頃の嬬恋村…
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人知れず微笑みたい 「樺美智子 聖少女伝説」

江刺昭子の「樺美智子 聖少女伝説」を読みました。今年は樺美智子が亡くなって50年という。1962年6月14日、安保反対のデモで国会に突入し警官隊と衝突し彼女は死亡。その時私は、浅沼稲次郎を刺殺した山口音也と同じ「恐るべき」と言われた17歳でした。荒れ狂う安保闘争の様子は新聞で読む程度の知識しかありませんでした。ただ死後、左翼の学生に英雄…
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時代小説作家

時代小説といえば古くは山本周五郎や新しく藤沢周平を愛読してきました。周五郎の「日本士道記・婦道記」や「長い坂」など今でも取り出しては読み返していますし、藤沢周平の作品では、その風景・心の描写のすごさ、筋立ての巧さにほれ込み、ほとんど読みつくしました。両作家とも亡くなったのは、私にとっては楽しみ奪われたので残念でなりません。しかし最近本屋…
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『故郷は緑なりき』

『故郷は緑なりき』、こんな古い映画を知っていますか? 昭和36年(1961年)の製作ですから、この映画を観た人はかなり年配の方ではないかと思います。高校生だった頃に、街の貸本屋(今でいうレンタルブックです。懐かしい・・言葉)で読んだ原作の『雪の記憶』の内容が忘れられなかった頃、映画になったというので、隣町の映画館まで観に行きました。少し…
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H・D・ソローの 「森の生活」

アメリカの思想家と言っていいのでしょうか?作家のD・H・ソローの本「森の生活」の紹介です。ブログにこんな堅苦しい思想家の話は不向きであると充分承知ですが、日本でも方丈記を書いた「鴨長明」のような人もおり、孤独の生活にあこがれるのは、どこか私たちの気持ちの中にあるのではないでしょうか?。もっともソローの生活は厭世的ではなく、自然と共存…
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《住宅読本》ー良い住宅ってなんだろう?

私が小さな山小屋を作る時、考え方にずいぶん影響を受けたのは、この中村好文著の《住宅読本》でした。この本の中に(ワンルーム)と言う章があります。ここには「ソローの家」や、詩人で建築家だった立原道造の「ヒヤシンスハウス」などの、とにかく最小限住宅の例と考え方が、イラストや写真で簡素に説明されていました。「そうだ、最低限の住まいで良いのだ!」…
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「八朔の雪」

旅に出るときは文庫本を持ってゆきます。あまり堅苦しくない、読みやすい本を。枕が変わると寝られない時など、徒然に本など読んでいると、いつの間にか眠ってしまいます。掲題本、高田郁の「八朔の雪」はそんな本で、読んでいて面白かった。あらすじをいうと、「江戸中期、洪水で親を亡くした(澪ーみを)という女の子が、大阪の老舗料亭に拾われ働くうちに、料理…
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