生藤山(しょうとうさん)に登る。
生藤山(990.3m)は奥多摩山域の最南端にある小さな山ですが、以前「藤野」から「陣馬山」に登ったおり、木立のあいだに見え隠れする山々の綺麗な紅葉を見て、この山尾根をいつか歩いてみようと思ってました。初めは「生藤山」をなんと読むのか知りませんでしたが、生藤山からほんの100m下ったところに三國山があり、ここは武蔵・相模・甲斐の国境であったので「国境の木は伐らない」とのルールから「切り止め山→きっと山」が変じて「生藤山」になった、とウイキペデアに書いてありました。(ホント?)。この山は中央線「上野原」駅からバスで「井戸」まで行ってそこから登るのが一番早いようですが「関東ふれあいの道」を意識して陣馬高原下→醍醐丸→生藤山→浅間峠→上川乗バス停のコース(いわゆる「富士見の道」)をたどることにしました。こうして登山口が自宅からだんだん遠くなると、車で行くわけにはゆかなくなります。自宅を出たのが朝6時。気温-3度、吐く息も真っ白ですが天気は快晴です。冬の日没は早いので夕方4時までには山を降りきらないと暗闇の道を降りることになり危険ですのでどうしても早朝立ちとなります。
《生藤山から眺めた富士山》
高尾のバス停には早々と着いた(7:14)のですが既に多くのハイカーが並んでいるのには驚きました。同年輩の女性が圧倒的に多いのです。乗ること40分で「陣馬高原下」に着き、舗装された「陣馬街道」をひたむきに和田峠に登ります。日陰の山あいの道ですから吐く息も白く寒く手袋がいります。ハイカーは途中、新らたにできた「陣馬山登山ルート」にほとんどが行くので峠道を登っているのは私一人。いつでもそうですが登り始め一時間はシンドイです。思わず途中で何度か立ち止まってしまいます。
《「陣馬高原下」のバス停と登山道の始まり》
1時間登って和田峠。陣馬山に登っている人のでしょうか、茶店のそばに車1台がポツンとありました。駐車料金は一日600円。昔は茶店も駐車場もなかったのですが、いつしか山登りも商売の対象になってきたようです。昔、発電機を背負って陣馬山への直登ルートを登っていったのを思い出しました。あの頃は若かった!と。
《和田峠の駐車場と登山口。右階段が直登ルートで左が巻き道ルート》
この反対側が醍醐丸(867m)経由生藤山への登り口。林道に入ってすぐ登山口があり、そこから杉林の中の15分は結構キツイ登り坂。鞍部に出てホッとすると杉木立の間から富士山が綺麗に見えます。ここから三國峠までは富士山の姿が見え隠れしますので「富士見のみち」と名付けられたのでしょう。
《醍醐丸への登り口と途中で見え隠れする富士山》
醍醐峠を越超えると醍醐丸への登りです。この登りも結構きつい。途中に登らずに生藤山へ向かう「巻き道」があるが醍醐丸まで登ればあとは生藤山まで尾根道でゆっくり歩けると思ったので頑張ってみました。
《醍醐丸の頂上。見晴らしは良くないがここが八王子市の一番高い山。それに続く生藤山への道》
”醍醐丸から生藤山までは尾根道をゆっくり”と思っっていたのですがすぐに裏切られました。醍醐丸からすぐの下りの道は谷底に降りるような急斜面です。ここに「巻き道」がついている理由が判りました。ここからいくつものコブがあり急斜面を下ってはまた登るを何度か繰り返してやっと「連行山=れんぎょうさん(1,016m)」にたどりつきました(11:40)。案内図の標準行程では醍醐丸から連行山まで1時間20分となっている。なぜ2.2kmの距離にこんなに時間がかかるか?と思っていたが、これで理由がわかりました。
《連行山の山頂標識。他は何もない。見晴らしもよくない。》
こんな行程を繰り返しやっと生藤山まで100mの標識がでたのでやれやれと思ったら、またまた急斜面の登りです。“おい又かよう~”って悪言も出ます。“生藤山は富士山の見晴らしが良い”と案内図に書いてあったが、これは間違い。確かに富士は良く見えるが、木の枝に邪魔される。これならここを降りたところにある三國山のほうが抜群に富士が綺麗。三國山で初めて犬を連れた団体のハイカーとあいました。このルートは春夏秋は大勢のハイカーで賑わうのだろうが初冬の今は澄んだ空気と富士山を独り占めできて幸せです。
《生藤山山頂。コブの一つでちょっと裏切られた山頂だった》
《生藤山で昼飯を食べていたら人声がする。誰か登ってくるのか、と思ったら三國山の昼を食べている団体だった。それほど生藤山と三國山は近い。生藤山からの急坂。こんな坂を何度登り降りしたことか》
《三國山から見える富士山と南アルプスの三つの頂き。鳳凰三山か?な》
三國山から熊倉山までは登りだが、この頃になると疲れも慣れて来るのか歩きも楽になった。熊倉山にゆく途中に「軍刀利神社(ぐんだりじんじゃ)」の元社があります。日本武尊や北条氏康の名前が出てくるにので古代にゆかり深い神社(1049年建立)でしょうが一礼して先を急ぎます。ここから小さなコルはあるがほぼ下り坂。熊倉山から1時間で浅間峠にでる。浅間の名前にが懐かしいので記念写真をとりました。(14:00)
《軍刀利神社」の元社と懐かし「浅間峠」の名前》
浅間峠に着いたのは午後2時14分。予定より1時間早く着いたのでゆっくりしていたら急にバスの時間を思いだし、これなら急いで下山すれば3時のバスに間に合うかもしれないと思い支度もそうそうに九十九折の山道を駆け下りました。バスは3時14分、その後は4時30分なのでバス停で1時間近く待つのは辛い。なんとか50分の行程を40分で下り「上川乗」のバス停に着いたら、山あいの部落は寒く3時だというのに吐く息は白かった。
初めて乗る「西東京バス」の「上川乗」のバス停のすぐ横に「浅間嶺(せんげんれい)」への登山口がある。“ここに来るのはいつの日か”と思いながら寒い中バスを待った。バスの乗客は私一人、途中から数人と帰宅する小学生が乗ったが、シーズン中ならこうはゆかないだろう。50分バスに乗って着いたJR「武蔵五日市」の駅はなぜか近代的な駅でびっくり。山奥なので鄙びた駅を想像していたのだが。
今回の歩いた距離は案内図によれば14.7km。歩いた時間は休憩を入れて6時間半。思った以上にくたびれた山歩きでした。
《今回のルート図》
《生藤山から眺めた富士山》
高尾のバス停には早々と着いた(7:14)のですが既に多くのハイカーが並んでいるのには驚きました。同年輩の女性が圧倒的に多いのです。乗ること40分で「陣馬高原下」に着き、舗装された「陣馬街道」をひたむきに和田峠に登ります。日陰の山あいの道ですから吐く息も白く寒く手袋がいります。ハイカーは途中、新らたにできた「陣馬山登山ルート」にほとんどが行くので峠道を登っているのは私一人。いつでもそうですが登り始め一時間はシンドイです。思わず途中で何度か立ち止まってしまいます。
《「陣馬高原下」のバス停と登山道の始まり》
1時間登って和田峠。陣馬山に登っている人のでしょうか、茶店のそばに車1台がポツンとありました。駐車料金は一日600円。昔は茶店も駐車場もなかったのですが、いつしか山登りも商売の対象になってきたようです。昔、発電機を背負って陣馬山への直登ルートを登っていったのを思い出しました。あの頃は若かった!と。
《和田峠の駐車場と登山口。右階段が直登ルートで左が巻き道ルート》
この反対側が醍醐丸(867m)経由生藤山への登り口。林道に入ってすぐ登山口があり、そこから杉林の中の15分は結構キツイ登り坂。鞍部に出てホッとすると杉木立の間から富士山が綺麗に見えます。ここから三國峠までは富士山の姿が見え隠れしますので「富士見のみち」と名付けられたのでしょう。
《醍醐丸への登り口と途中で見え隠れする富士山》
醍醐峠を越超えると醍醐丸への登りです。この登りも結構きつい。途中に登らずに生藤山へ向かう「巻き道」があるが醍醐丸まで登ればあとは生藤山まで尾根道でゆっくり歩けると思ったので頑張ってみました。
《醍醐丸の頂上。見晴らしは良くないがここが八王子市の一番高い山。それに続く生藤山への道》
”醍醐丸から生藤山までは尾根道をゆっくり”と思っっていたのですがすぐに裏切られました。醍醐丸からすぐの下りの道は谷底に降りるような急斜面です。ここに「巻き道」がついている理由が判りました。ここからいくつものコブがあり急斜面を下ってはまた登るを何度か繰り返してやっと「連行山=れんぎょうさん(1,016m)」にたどりつきました(11:40)。案内図の標準行程では醍醐丸から連行山まで1時間20分となっている。なぜ2.2kmの距離にこんなに時間がかかるか?と思っていたが、これで理由がわかりました。
《連行山の山頂標識。他は何もない。見晴らしもよくない。》
こんな行程を繰り返しやっと生藤山まで100mの標識がでたのでやれやれと思ったら、またまた急斜面の登りです。“おい又かよう~”って悪言も出ます。“生藤山は富士山の見晴らしが良い”と案内図に書いてあったが、これは間違い。確かに富士は良く見えるが、木の枝に邪魔される。これならここを降りたところにある三國山のほうが抜群に富士が綺麗。三國山で初めて犬を連れた団体のハイカーとあいました。このルートは春夏秋は大勢のハイカーで賑わうのだろうが初冬の今は澄んだ空気と富士山を独り占めできて幸せです。
《生藤山山頂。コブの一つでちょっと裏切られた山頂だった》
《生藤山で昼飯を食べていたら人声がする。誰か登ってくるのか、と思ったら三國山の昼を食べている団体だった。それほど生藤山と三國山は近い。生藤山からの急坂。こんな坂を何度登り降りしたことか》
《三國山から見える富士山と南アルプスの三つの頂き。鳳凰三山か?な》
三國山から熊倉山までは登りだが、この頃になると疲れも慣れて来るのか歩きも楽になった。熊倉山にゆく途中に「軍刀利神社(ぐんだりじんじゃ)」の元社があります。日本武尊や北条氏康の名前が出てくるにので古代にゆかり深い神社(1049年建立)でしょうが一礼して先を急ぎます。ここから小さなコルはあるがほぼ下り坂。熊倉山から1時間で浅間峠にでる。浅間の名前にが懐かしいので記念写真をとりました。(14:00)
《軍刀利神社」の元社と懐かし「浅間峠」の名前》
浅間峠に着いたのは午後2時14分。予定より1時間早く着いたのでゆっくりしていたら急にバスの時間を思いだし、これなら急いで下山すれば3時のバスに間に合うかもしれないと思い支度もそうそうに九十九折の山道を駆け下りました。バスは3時14分、その後は4時30分なのでバス停で1時間近く待つのは辛い。なんとか50分の行程を40分で下り「上川乗」のバス停に着いたら、山あいの部落は寒く3時だというのに吐く息は白かった。
初めて乗る「西東京バス」の「上川乗」のバス停のすぐ横に「浅間嶺(せんげんれい)」への登山口がある。“ここに来るのはいつの日か”と思いながら寒い中バスを待った。バスの乗客は私一人、途中から数人と帰宅する小学生が乗ったが、シーズン中ならこうはゆかないだろう。50分バスに乗って着いたJR「武蔵五日市」の駅はなぜか近代的な駅でびっくり。山奥なので鄙びた駅を想像していたのだが。
今回の歩いた距離は案内図によれば14.7km。歩いた時間は休憩を入れて6時間半。思った以上にくたびれた山歩きでした。
《今回のルート図》















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