『久しぶりに陣馬山へ』

久しぶりに山を歩いてきた。といっても陣馬山(855m)だが、今の私にとっては体力的にこれでも結構の体の負担になる。コロナ禍で、このまま帰宅待機を続ければ、本格的な山の季節になっても体力的に身動きできない状態になりそうなので、その体力回復の一歩である。
陣馬山への登山ルートはいろいろあるが、今回は与瀬神社から登る「与瀬コース」を選んで、朝早く電車を乗り継ぎ「JR相模湖駅」に着いた。線路伝いの小道を歩き、鉄道と中央道を越す神社への階段は急登で、出だしからふうふう言わせる。“まったくな~”と思いつつマスクを外す。
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神社の横から300m高度差の急登りが続くが、幸い登山路は九十九折なのでさほど脚の負担にならない。“この坂を登れば半分終わったものだ”と自分に言い聞かせながらゆっくりゆっくり登る。途中のベンチで衣服調整で一休みすると、眼下の相模湖とその向こうに石老山が見渡せる。今は去年の台風で山道が崩れ登山禁止になっていると聞く。
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急坂を登り切ると傾斜も緩やかになり、やがて気持ちのいい、杉林の山路にでる。西に雪を被った山は南アルプスの山だろうが、山座同定ができない。林間に富士の姿もちらほら見え隠れしている。
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「孫山」への分岐を過ぎ「矢の音」を過ぎるとまた緩やかな登りになる。林道との分岐を過ぎ、丸太で出来た階段を上がると、そこは「明王峠」の茶屋だった。今まで何度かこの峠を通ったが、最後は何年前のことだったか。ここで昼飯にしようかと思ったが、“いや見晴らしの良い陣馬山まで行ってナメコ汁を飲もう”とまた立ち上がった。
「奈良子峠」を過ぎると北に奥多摩の山々が眺められる。“あれが大岳山、その左が御前山、奥が三頭山”と慣れ親しんだ山々がくっきりと望める。昼過ぎに陣馬山頂の白馬のモニュメントに着いた。“昔はこんなものなかったのにな~”とおもいつつ茶屋に入って握り飯にかぶりつく。もちろんナメコ汁を頼んで。
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山頂からの眺めは快晴の天気もあって、360度見渡せる。南に富士、西に大菩薩や奥多摩の山、後ろに生藤山が迫る。“あの山を越え、笹尾根を通って、三頭山まで歩いたな~”などまだ元気だった(?)頃を思い出すのは歳をとったせいか。
眼下に「和田」の集落の方を見ると、山を背にポツンと家がある。以前はそんあことは思いもなかったが、あの家はどんな生活があるのか、とふと思ったりしていた。
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帰路はどのルートを通ろうか、と考え“どうせすべて下りだから”、と一番長い「一の尾根」を「登山口バス停」まで降りることにした。下りだからと単純に考えていたが、結構悪路の部分もあり、痛めていた腰が少し疼いてきた。それでも路傍の「アブラチャン」の黄色い花や「春蘭」の花を眺めながら下ると、やはり春が来たことを身をもって実感できた。
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体力回復に登った“たかが陣馬山”だったが、今の私にとっては“されど陣馬山”の一日だった。さあ、次も頑張ろう。それにしても、今夜は足が攣るかも知れない。

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