よこやまの道

久しぶりに穏やかな三月上旬並みの陽気となったので、この「よこやまの道」を歩いてきました。以前に書いたように万葉集時代からの古道ですが、今は多摩市・町田市・八王子市などの手で、散策の道として整備された全長10kmも散策道です。
途中、何箇所か見晴らしの良い場所がありますが、とりわけ「防人見返りの峠」と名づけられた丘は、富士山や丹沢の山々、天気がよければ秩父や群馬・栃木の山々が眺められます。「防人見返りの峠」とは最近付けられた名前でしょうが、万葉集にある

   ”赤駒を山野に放し捕りかにて  多摩の横山徒歩ゆか遣らむ”

が防人を詠んだ歌で、そこからこの名前がつけらたのでしょう。これも「望郷の歌」ですね~。防人は国防警備の目的で北九州に配置された兵士ですが、多く東国の兵士が徴兵されたようです。任期は三年で、食事も武器は自分持ちだったようです。九州へ行く時は朝廷の役人が付き添いますが、帰国は自分の力で帰って来ねばならないので、再び生きては戻れない覚悟で出て行ったでしょう。スーダンに派遣された自衛隊の隊員ようですが、生活環境は比較にならないほど烈しいものですよね。だから、この尾根で故郷を振り返りながら、家族との別れを惜しんだのでしょう。今はこの道は、犬を連れた散歩者や、ランニング姿の若者、年取った老夫婦の散策の姿が見かけられ平和そのものです。
「よこやまの道」の道標。と言っても最近作られたもものです。
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「防人見返りの峠」の道標。
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峠から見る富士山や丹沢・多摩の山並み。
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